3. 要は「おかげさま」ということであろうから神仏を区別しなくてもよいのではないか
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3. 要は「おかげさま」ということであろうから神仏を区別しなくてもよいのではないか

一、この問いを掲げたねらい  ・神を祭るこころの内実を問うことを通して神と仏の違いをあきらかにしたい。力に   よってエゴイズムを果たそうということでよいのかを自らに問…

4. 亡くなった人の供養には、読経が一番のご馳走と聞くが、お経は生きている人のためめに説いてあるという人もある。どういうわけなのか。
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4. 亡くなった人の供養には、読経が一番のご馳走と聞くが、お経は生きている人のためめに説いてあるという人もある。どういうわけなのか。

一、この問いを掲げたねらい   読経・勤行の意味を確認したい。読経は仏陀説法の再現であり、法に帰依し、法を  供養することである。この私が不滅の呼び声を聞くということで…

6. 地獄も極楽もこの世にあると聞く。要は、こころの持ち方次第ということではないか。
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6. 地獄も極楽もこの世にあると聞く。要は、こころの持ち方次第ということではないか。

一、この問いを掲げたねらい    浄土といい極楽といい、死語になりつつある。代わって天国が、若い世代では市民権   を得てきている。念仏を称える人が…

9. 何故いまさら部落問題を取り上げて、寝た子を起こすようなことをするのか。
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9. 何故いまさら部落問題を取り上げて、寝た子を起こすようなことをするのか。

一、この問いを取り上げたねらい  あらゆる差別の中で最も深刻な差別であり、しかも人為的・社会的に作られた差別が 部落差別である。そして、「それでも親鸞聖人の教えを受け継…

10. 宗教界から靖国神社の公式参拝に批判があるのはどういうことか
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10. 宗教界から靖国神社の公式参拝に批判があるのはどういうことか

一、この問いを取り上げたねらい  国家と宗教の癒着は、信仰の空洞化をもたらすばかりでなく、政治の批判を許さぬ硬 直化を招き、逃げ場所のない思想弾圧体制をもたらす。特に靖…

11. 浄土真宗は私に何を与え、現代に何をもたらそうとするのか。
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11. 浄土真宗は私に何を与え、現代に何をもたらそうとするのか。

一、この問いを取り上げたねらい 長い伝統の中で習慣化・儀礼化した上に、明治以降、国家神道の下において、「この世は天皇に、あの世は仏にという二元論が定着したために、真宗の…