中序

中序(第十条の後半部) そもそもかの御在生のむかし

中序(第十条の後半部) そもそもかの御在生のむかし

〔本文〕  そもそもかの御在生のむかし、おなじくこころざしをして、あゆみを遼遠の洛陽にはげまし、信をひとつにして心を当来の報土にかけしともがらは、同時に御意趣をうけたまはりしかども、そのひとびとにともなひて念仏申さるる老若、そのかずをしらずおはしますな ...

〔本文〕  そもそもかの御在生のむかし、おなじくこころざし ...