投稿者: okahata

後生の一大事

後生の一大事

 かってはご法義の核心をあらわすことばとして日常生活の中に生きていたのに近頃はとんと聞かれなくなってしまった言葉が「後生の一大事」です。  あるお寺の控え室に「後生の一大事とは今日ただ今ということ」という標語ボスターが貼られていました。「後生」とはいの ...

 かってはご法義の核心をあらわすことばとして日常生活の中に生きて ...

生死出ずべき道

生死出ずべき道

  若く元気な時はひたすら生の永続を願い、死を何よりも恐れます。しかし老いて病に苦しむ身ともなれば、もうそれ以上の生を願う元気もなくなるのが私たちでありましょう。最後に与えられる万人平等の安らぎこそ「死」であると言えるはずなのであります。   ...

  若く元気な時はひたすら生の永続を願い、死を何よりも ...

至徳の名号 1

至徳の名号 1

 无碍光如来の名号と かの光明智相とは 無明長夜の闇を破し 衆生の志願をみてたまふ  「無碍光如来」とは阿弥陀如来のことでございます。衆生の悪業煩悩をもさまたげとせずにおさめ取って下さる光であるから無碍なる光と讃えられる如来なのでございます。  その無 ...

 无碍光如来の名号と かの光明智相とは 無明長夜の闇を破し 衆生 ...

非僧非俗ということ

非僧非俗ということ

二○○七年師走  岡西法英  序に代えて  一二○七年、建永二年(改元して承元元年)二月、「念仏停止令」が発せられ、四人の僧が死罪に処せられ、法然聖人・親鸞聖人等八人が流罪に処せられた。 さかのぼる元久元(一二○四)年十月、延暦寺の衆徒、専修念仏 ...

二○○七年師走  岡西法英  序に代えて  一二○七 ...

法要とは何か

法要とは何か

1. 「法要」とは仏法の肝要 教義的には      聖教集『真宗法要』の例儀礼的には      仏法僧の三宝を讃嘆供養する儀式を指す 2. 「三事」ということ    ...

1. 「法要」とは仏法の肝要 教義的には  &n ...

毎月両度講消息等・講とは何か

毎月両度講消息等・講とは何か

『講再興のご消息』  そもそも、毎月両度の寄り合いの由来は何のためぞといふに、さらに他のことにあらず自身の往生極楽の信心獲得のためなるが故なり。しかれば往古より今にいたるまでも、毎月の寄り合いといふことは、何処にもこれありといへども、さらに信心の沙汰と ...

『講再興のご消息』  そもそも、毎月両度の寄り合いの由来は ...

諸行無常の理からまなぶ

諸行無常の理からまなぶ

いのちの悲しみ  「としどしにわが悲しみは深くしていよよ華やぐいのちなりけり」という岡本かの子さんの歌に感銘しました。友を失う別れの悲しみ、今まで当たり前にできていたことができなくなる老いの悲しみは一年一年深くなるというのでしょう。その悲しみが深くなる ...

いのちの悲しみ  「としどしにわが悲しみは深くしていよよ華 ...

門徒総代会とそのテーマ

門徒総代会とそのテーマ

「各寺における門徒総代会とそのテーマ」      浄土真宗の利益 二○○○年五月 岡西法英 一、各寺における門徒総代会とそのテーマ 全員出席で報恩講・祠堂経の前に、そして年の初めに戦略会議小矢部川の魚たちは水次 ...

「各寺における門徒総代会とそのテーマ」    ...

蓮如上人の教え その要点

蓮如上人の教え その要点

一、蓮如上人のご事跡 誕生母の出奔東国への旅結婚聖教の書写継職一宗建立本尊制定寛正の法難近江の教化吉崎で北陸教化御文章製作正信偈和讃開版一揆の制止山科御坊・石山御坊建立平座の教化 親鸞中心主義信心の再興六字名号の製作五人の妻十三男十四女ご往生 蓮 ...

一、蓮如上人のご事跡 誕生母の出奔東国への旅結婚聖教の書写 ...

浄土真宗の掟

浄土真宗の掟

領解文(改悔文)  もろもろの雑行雑修自力のこころをふりすてて 一心に阿弥陀如来 我等が今度の一大事の後生 御たすけさふらへとたのみもうしてさふらふ (安心) たのむ一念のとき 往生一定 御たすけ治定とぞんじ このうへの称名は御恩報謝とぞんじよろこびま ...

領解文(改悔文)  もろもろの雑行雑修自力のこころをふりす ...