食前・食後のことば
新案「食前・食後のことば」2000年2月起草 (岡西) 現行の「食前・食後のことば」 食前「み仏とみなさまのおかげにより、このご馳走をめぐまれました」「深くご恩をよろこ…
「仏法が今日の私に届くまで」 一、教主釈迦如来の出現 仏教の開祖釈迦如来は、今から二千五百年程前に誕生され、八十年の生涯を生きられた歴史上の人物である。 現在のイン…
それ、仏法東漸して日域より盛んなるはなし。しかれども教に漸あり頓あり。聖道自力の門は難解難入にして、低下薄地の凡夫いかでか入証得果に至るべき。他力念仏の一門、時機純熟…
『如来無蓋の大悲を以て三界を矜哀す。世に出興する所以は道教を光闡し、群萌を拯ひ恵むに真実の利を以てせんと欲してなり。』(大経上巻出世本懐の文 註釈版 P9) 救いと悟…
『涅槃経』(如来性品)にのたまはく、「仏に帰依せば、つひにまたその余のもろもろの天神に帰依せざれ」と。『般舟三昧経』にのたまはく、「優婆夷、この三昧を聞きて学ばんと欲せ…
親鸞は父母の孝養のためとて、一返にても念仏申したること、いまだ候はず。そのゆゑは、一切の有情はみなもつて世世生生の父母・兄弟なり。いづれもいづれも、この順次生に仏に成り…
自力のこころをすつといふは、やうやうさまざまの大小の聖人・善悪の凡夫の、みづからが身をよしとおもふこころをすて、身をたのまず、あしきこころをかへりみず、ひとすぢに具縛の…
無明の大夜をあはれみて 法身の光輪きはもなく 無碍光仏としめしてぞ 安養界に影現する久遠実成阿弥陀仏 五濁の凡愚をあはれみて 釈迦牟尼仏としめしてぞ 迦耶城には応現する…