死を考える
生あるが故に死あり 生まれたものは必ず死ぬ。折角生まれてきたのに死ぬというのではないのです。死んでいくいのちを引き継いで生きるために生まれてきたのです。いのちあるもの…
「人身受け難し。今すでに受く。仏法聞き難し。今すでに聞く。この身、今生に向かって度せずんば、さらに何れの生に向かってかこの身を度せん」どんな聖典にも最初の方に出ている…
記憶喪失になった人を題材にしたドラマが流行ったことがありました。それを見ていて気づいたことがあります。過去を失ったら、現在をも見失う。現在の中身が空になる。現在の意味…
幸いなことに、私たちはその如来の智慧を教えとして聞くことができます。如来がお知りになるように知ることはできようはずもありませんが、このわたくしにかけられた如来の底無し…